シンガポール に 害虫駆除 の営業拠点を設立
弊社、Dynamic Sanito SEA Pte. Ltd. は 東南アジア でも害虫駆除サービス を提供すべく、シンガポールを拠点に 営業開始 いたしました。2016年11月に秋田県の主要紙である秋田魁新報に取材頂きましたので、記事を掲載します。
~以下、全文掲載~
ダイナミック・サニート [秋田市] 害虫駆除 海外展開へ
害虫・衛生環境管理のダイナミック・サニート(秋田市外旭川、金澤良浩社長)は、主力のネズミ・害虫駆除について、シンガポールとマレーシアでの事業展開を本格化させる。 衛生対策に頭を悩ませる日系の食品関連企業や工場をターゲットに、発生源の特定や生息状況のモニタリングを行い、衛生管理の指導やコンサルティングも組み合わせて売り込む。
シンガポールに営業拠点
亜熱帯、熱帯に属する 東南アジアは、ネズミやゴキブリ、蚊、ハエなどが年中発生し、日本よりも被害が深刻。対応が必要な害虫の種類も多い。各国とも食品管理や衛生に関する法律や基準はあるものの、同社によると、実際は各社の衛生意識に委ねられている面が大きく、現地の日系企業も駆除業者の選定に苦労しているという。
こうした現状を踏まえ、同社は昨年2月頃から進出先を検討。シンガポールやマレーシアの現地企業との提携を経て、先月28日、シンガポールに営業拠点となる100%子会社を設立した。
日系の食品加工会社やデパート、レストランに加え、異物混入に敏感な精密機械や電子部品などの工場を対象に、 業態や建物の構造、周辺環境などに応じたプランを提案する事にしている。
害虫駆除で東南アジアに現地法人を置く日本企業は少ない事から、将来的にタイやインドネシアなど周辺国への取引先開拓も見込んでいる。
現地子会社の社長を務める金澤太郎常務(36)は「日本の高品質なサービスのニーズは高い。自社の技術力やノウハウをアジアで生かすことができれば、国内事業のレベルアップや同業者との差別化にもつながる。地方の中小企業だからこそチャレンジしたい」と話している。
ダイナミック・サニート社は1969年創業。資本金1千万円。従業員30人。ネズミやシロアリなど害虫駆除のほか、 衛星管理対策に関するコンサルティング業務などを担う。 秋田市の本社のほか、県内では大館、横手、県外では東京、盛岡、弘前に営業拠点がある。

秋田魁新報 記事