食品製造施設向け防虫管理プログラムの提供

著者: Taro Kanazawa 発行済み:8月 1, 2017

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シンガポールで食品製造・物流の複合施設を運営する Commonwealth Food Services Pte Ltd と防虫管理プログラムの契約を締結させて頂きました。現地の同業他社からも多くの提案を受ける中、当社の提案内容を評価頂きました。

食品製造施設向け防虫管理プログラムの提供

エグゼクティブディレクター Anthony Heng氏、品質管理担当者、現地提携企業 Microland社スタッフと

衛生管理意識の高い日系の医薬品や食品製造業への防虫管理プログラム提供を考えて事業展開をして参りましたが、この度、高品質のサービスを求めるシンガポール企業からお声がけ頂き、大型の契約につながった事は大きな自信になりました。しっかりと信頼を得られるようサービスに力を入れていきたい所存です。

当然の事ながら、このような食品製造施設では、害虫の発生後でなく、発生前に未然に防ぐ事が求められます。また、外部機関による監査や取引先の視察時に防虫管理状況の資料提供を行う必要があります。当社では平時から施設内各エリアを定期的にモニタリングし、害虫生息の有無や、発生の原因となるような衛生管理面のリスクを発見、指摘し、記録、報告を徹底して行います。そのようなアプローチが結果的に施設の衛生レベルを高め、結果的に殺虫剤等の使用も抑え、食品の安全、環境保全にもつながります。

今回防虫管理プログラムを提供する施設を運営する Commonwealth Capital はシンガポールの投資会社で、12か国で、151店舗(2017年1月時点)のレストランやカフェチェーンを展開されており、自社飲食ブランドへの食品提供に加え、輸出や他社に対する食品加工や物流サービスの提供も積極的に展開されています。

低温で等方圧を与えることで栄養成分等への影響を最小限に抑えながら殺菌できる高圧殺菌(HPP: High Pressure Processing)の食品加工ラインをシンガポール国内で最初に導入され、-28℃の全自動型冷凍保管庫など、最新の設備で国内外の食品事業者に製造・物流ソリューションを提供されています。

当社、Dynamic Sanito Sea Pte Ltd では、シンガポールや東南アジアで展開する日系の食品製造業様や飲食チェーン様がセントラルキッチン機能や、食材輸出入・物流機能をアウトソースする先として Commonwealth Food Services のサービスを活用できると考えており、そのようなニーズのある日系企業様とのマッチングも行っております。

併せて、食品事業者様には各種特殊清掃や衛生管理サービスも提供開始しております。シンガポール・東南アジアでの食品ビジネス展開時にはお気軽にお問合せ頂ければ幸いです。

シンガポールの食品製造施設

Common Wealth Food Services 施設の外観